ジャケットはものすごいB級っぽいのに中身はしっかりしたファンタジーSFという掘り出し物な作品でした。時間の流れがふたつの洞くつで全く違く、ゆっくりか早いか、時間にして2分で数年、半日で千年以上も経ってしまうというなかなか面白い設定のタイムトラベルになっています。
俳優も全然知らないし、ほぼ洞くつだけの撮影なので絵面が地味でジャケットで損をしている作品ですし、序盤から中盤までの流れがゆったりなので『あ、これハズレな作品かな』と思ってしまうかもしれませんが中盤に未来人がでてから怒涛の展開にあなりますので面白いですよ。原始人や中世の騎士など色々なぜこの人たちは洞くつに？という疑問などもありますが、設定は破綻していないし、無理やりな気もするけどハッピーエンドだったのでよかったです。あまり美人というか華がないなと思っていたヒロインも最後はしっかりかっこよかったです！
