ヴレア

人狼ゲーム インフェルノのヴレアのレビュー・感想・評価

人狼ゲーム インフェルノ(2018年製作の映画)
2.0
本作はドラマ「人狼ゲーム ロストエデン」の続きを描いたものらしい。ドラマが前半戦、本作が後半戦に当たる。つまり初の同一主人公による通しでのゲームが描かれる事になる。
しかし、ドラマは見ていないのであくまで本作のみのレビューとなる。
7作目にして色々新しい試みが見られる。
①登場人物が皆同じ高校のクラスの人達という事である。
その事によって色々と交友関係が重要になってしまった感があり、誰が嘘を付いているのかとかも分かりやすくなってしまっていたように思う。
②警察の介入。遂に外部の人間がゲームの存在に気付き、秘密が暴かれる事になる。だからといって何か意味があった訳ではなく、ただ無駄に時間を割いていたようにしか見えない。
③運営側の人間も遂に出てくる。これはやっぱり運営側の正体が分からないから怖いのであって、別に出てくる必要は無かった。出すんなら何かしらのアクションがあるべきだったが、特に何も無いので結局何だったんだと思う。

このように色々新しい試みを試してはいるが、どれも効果を上げているようには見えず、チグハグに感じられたのが残念だった。おまけに、ゲーム自体の面白さもシリーズ中最低部類なのではないかと思うほどつまらないものだった。
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