自分だったらどうするんだろう。
知るか。本当に知るか。
そんなもん同じことが我が身に起こらなきゃわからないんだから想像でものを語るなよ。
って私が当事者なら激怒する。
それもまあ想像なんだけど。
誰かの苦悩は誰もわかるはずない。
我が子の心臓は生きてるのに頭に思想がもうないって意味がわからなすぎる。
さっき暗いリビングのソファでメソメソしていたら猫がぴったり寄り添ってくれてホッとした。
彼は喋れないけど、確かにそこにいるだけで安心した。
彼と話せたらなあって思うこともあるけど話せないからいいんだろうなとも思う。
彼は泣いてる私の近くに来てくれたそれだけで嬉しかった。
思想が死んだらそんなことも出来ないのかあ。と考えるだけで孤独だな。
心臓だけハウルの動く城みたいにとっておきたい。そんなこと考えてしまった。