リミナ

ドラゴンボール超 ブロリーのリミナのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

※関連作未視聴

【内容面】
○悟空、ベジータ、ブロリー、フリーザそれぞれの親子関係が対比的に伝わる描写
○ブルマとフリーザがドラゴンボールで叶えたい願いやフュージョンの一連などギャグ描写に間延びさがなく面白い
○元を辿ればことの発端であるフリーザにも仕打ちがあること
△ブロリーの父親に対する想いや、闘いを好まない性格でありながら悟空達と戦闘を行うに当たって躊躇・葛藤を感じられる描写がほとんどない、そのため悟空の言葉に説得力が欠けている


【映像面】
○戦闘開始からほぼノンストップの長尺アクションシーン
○フィールドも海上、氷、溶岩地帯と画面内の色味や情報量によりアクションがマンネリしないようにしつつ視聴者が集中しやすい作りになっている
△個人的好みだが、アクションの合間に3DCGを挟むならその分の尺を前述の描写に回して欲しかった


アクション目当てで観てみたが、導入の各親子の描写も丁寧にまとめられていて、アクションメインの原作有り劇場作品としては完成度の高い作品なんじゃないかと。
あと戦闘中のあの劇伴は最初笑ってしまうけど、意外と嫌いじゃない。
リミナ

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