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1987、ある闘いの真実のtakatoのレビュー・感想・評価

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)
4.6
駄犬万歳!。主人に忠実な忠犬なんて糞食らえ。上や国家が腐ってるなら、投げやりになって愚痴るだけの小物ではなく、我が身を省みずぶちギレた行動ができる名も無き駄犬が世界を変える。

実際の政治事件を扱ってるが、鉄拳が乱れ飛び、血液が沸騰しそうな非道が飛び交い、それにぶちギレて立ち上がる人々に胸が熱くならざるをえない!。

デモ鎮圧のシーンに至っては、下手な戦争映画より恐ろしい。国家は抑制力を欠くといかに外道になれるのか、それを止めるにはリスクを背負ってでも戦う、舐めるんじゃねぇよ精神を持たねばならないことを再認識。
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