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オンネリとアンネリのおうちのnotのレビュー・感想・評価

4.7
すべてがキラキラでかわいい、子供のころみた夢みたいな映画。
元々はフィンランドの児童文学、そのため某サメが有名な○KEA的なフィンランド家具や食器、小物や洋服全部がおしゃれでかわいい。
ストーリーも優しくて、時におちゃめでしんみりして、大?捕物もありまさに絵本のような明るい世界。
主人公の二人もとても愛らしいが、警官のあんちゃんがまじでいい奴。惚れた。
隣人の姉妹のキャラの濃さも魅力的だった。絵本にはあーいうヘンテコで奇妙な人が欠かせない。
ストーリーは正直映画好きがもとめるような重厚なものじゃない。こういうのは雰囲気を味わい、世界に浸ってこそな映画だと思う。
とにかく荒んだ今の世の中にこそ必要な優しさとかわいさがつまった素敵な作品だった。
ジャケットで一目惚れして借りて正解だった。絵本原作はやっぱり最高だな。安心感と胸の温かみが得られる。

ただ人には正直勧めにくいかも…。ロリコン疑惑つきそう…。
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