尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬になりきった3人の男たちが、自分達で作りあげた「国」で人生をかけて、大好きな「姫」を見守る。
その、はっきり言ってストーカーな男たちの、異常な愛の行方は…?
かなり、「なんだこれ!?」なストーリーなんだけれどもね…
ラストにはまさかの爽やかな感動が待っていたから、これは凄い。恐るべし…。
愛情を履き違えたバカな奴らの倒錯した愛は、キモいし重いしウザいし暑苦しいしお寒いけど、なんだか凄い説得力があったよ。
純愛ぽくてね。
そしてこの作品の池松くんは、かなりかなり最高な池松くんじゃないでしょうか。
池松くんがブラジャー付けたまま、涙ながらに熱い想いを訴えるシーン、マジで私も涙出た。
ババア(YOU)とチンピラ(向井理)の車内での口げんかのシーンも最高だった!(笑)
「ババアがうっとりして何が悪い」
「少し、切ないです」
は名言!グッときた。。
これもまたダメな人は全然ダメで、好みのはっきり別れる作品だと思うけど、私はいろいろ心に響いたから、これ、好きです。