ぶちょおファンク

豚の王のぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

豚の王(2011年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2 中盤★2 終盤★2.5

『新 感染』(1★2.5、ソウル・ステーション&半島★2)シリーズのヨン・サンホ監督の長編初期作品。

見どころ
◯ヨン監督らしい“ヒトの醜さ”を描いた作風。

気になる点
●作画の雰囲気は良いがレベルは高くない。
●全登場キャラの上唇、そしてキム・チョルの顔(輪郭より内側)に入れる不自然な陰影。


☆総評
ヨン監督は一貫して“ヒトの醜さ、怖さ”をテーマに描いているが、
近年の関わった作品(ネトフリもの)はそこまで面白いと感じることも少なかった。

今作は初期作品ということもありまだまだ表現したいという欲求も熱意もあり、
かなり厭世的に皮肉たっぷりで見応えがあった。

ラストの冷めたセリフがなんとも言えない余韻を残す…。


2023年32本目(+短編4本)