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万引き家族のminのネタバレレビュー・内容・結末

万引き家族(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

すごく好きな脚本、演出だったなー是枝監督の作品もっと観ようと思った。
産んだら母親になる、産まないとなれないというのは絶対に違うと思う。それは子供が決めること。安藤サクラさんの事情聴取のところのシーン鳥肌たった。祥太がわざと万引きをバレるようにしたのも、りんをこの世界に引き込みたくなかったからで、万引きが悪いことかどうかも分からずやらされていた彼は善悪の判断基準があの家にしかなかったと思うと残念だなあとは思う。でも善悪は教えられなくても愛情は貰っていた。元々パチ屋に置いて行かれていた時点で愛されてはいなかったと思うし、愛を教えてくれたのはあの家なのかな。
発端として誰が悪いかと言われると虐待していた親たちだと思う。きっとその親も虐待されて育ったのかな。負のループだ
是枝監督が問題提起したかったのはどんなことがあっても子供は血のつながった親の元へ返さねばならない。血のつながりってそんなに大事かな?きっと我々もあの世界でニュースを観ていたら、誘拐犯から家に帰してもらえてよかった〜が感想だ。
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