貧乏映画!
製作費がではなく、登場人物が。
普段あまり目にすることがないような映画なので、新鮮だった。
リリー・フランキー演じる主人公がとても魅力的。悪いことはするものの、可哀想な子供がいたらほっておけない、だからといって正義漢気取りでもない感じがとても好きだ。
よく分からないバラバラな関係の人たちが、一つ屋根の下で肩を寄せ合って生きる姿はとても温かく、何といっても激安貧乏メシの旨そうなことといったら!
最後の男の子の告白は結構驚きましたが、それを「そっか」と受け入れる寛容さがとても良かったです。