このレビューはネタバレを含みます
ベイビーブローカーを観る前に是枝作品を再鑑賞。
既にたくさんのレビューが上がっている為、印象に残っているシーンを抜粋してみました。
【初枝(樹木希林)と亜紀の父親(緒方直人)】
本心を分かっていながら建前で話し続ける奇妙な二人。
亜紀の父親の気まずさが伝わってきます。
会話をしているだけなのに、とても見応えがある場面でした。
【海水浴場】
死期を悟った初枝(樹木希林)が5人の背中に向かってある言葉を呟きます。
重苦しい展開が続く中、一番輝いていたシーンかもしれません。
【駄菓子屋の親父】
全てお見通しだった駄菓子屋の親父(柄本明)が祥太に向かって一言!
今思えば、このシーンが大きなターニングポイントだったと思います。
ラストは様々な考察が上がっていますが、個人的には切ないエンディングだったと思います。
せめて、じゅりと亜紀(松岡茉優)には明るい未来が訪れてほしい…そう思います。
1回目 2020.5
2回目 2020.6