ume0214

アガサ・クリスティー ねじれた家のume0214のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。
作者自身がお気に入りの作品。
タイトルは毎度お馴染みのマザーグースの詩より。
金田一耕助と同じように相変わらず登場人物が多い。いや、少ないほうなのかな。

ポスターの絵とか完全にミスリード狙ってるよな。
だって家族から一歩距離をおいた人物だし、それ程重要でもなさそうな人が中央にデーンといる。真犯人だって思うじゃない?
まんまとやられました。そんなアホな作りするはずなかった。
遺産相続を巡る連続殺人と思わせておいて実は殺人の目的は全く別だったてのは「葬儀を終えて」を思い出した。

ちなみに「葬儀を終えて」(1953年)、「ねじれた家」(1949年)。
こっちのほうが早かったか。
話としては「葬儀を終えて」のほうが面白いです。

ラストは、まあ、ああするしか解決方法はなかったよね。
映画としてはちょっと淡々とした作りだったかな。
主人公が探偵してないのは原作では語り手だったのだから仕方がない。
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