LGBTと青春とスポ根と家族愛と…数々のジャンルを跨いでいて、おせち映画。サクセスストーリーの匂いをさせつつ、でもどっか不穏な匂いしない?っていう緊張感。辛かったり胸熱だったり、終わりが気になる展開が続く。
最後まですごく良かったが、オチがオチのために動かされてるのを強く感じてしまい、すげー消化不良。何度も心折られる出来事があっても強く生きるが、まあそれにも限度があるよ、というのを犠牲によって気づかせたくなる気持ちは分かる。が
それにしては周囲がベストを尽くしていないだろうと。「ドラマ展開」と「普通やらない・起こり得ない出来事」が結構人生を左右する重要なポイントで正面衝突しちゃって、は?って感じ。それがオチのために動かされた感を強くしてしまっていてモヤモヤ。