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ザ・ルームのgengengのレビュー・感想・評価

ザ・ルーム(2003年製作の映画)
5.0
「17年の時を経て遂に日本初上陸した、サイテー映画」という触れ込みで完全に興味を掻き立てられ、どんな低級体験をさせてくれるのだろうと観に行きました。

結論、爆裂最高ファンタスティック最高映画でした。5億点です。「つまらなさ」という逆に高いハードルを軽やかに超えた。

「やりきってる感」のある映画が大好きで、正の方向・負の方向問わずやりきっている作品からはほどばしる情熱や有無を言わさない圧を受け取れる。『THE ROOM』は完全に負の方向にやりきった作品で、最低具合が底辺に行ききっている。それってもはや見方を変えれば最高ってワケ。

実生活で遭遇した「え、なんで?」って思う瞬間を思い出してほしいんですけど、その「なんで」体験を50倍に強くしたのがこの映画です。映画の常識や技法は詳しくないんですけど、間違いなくこれでないことは分かる。冷静な頭で作ってるとしたらどんな思考回路なのか、監督の脳内を覗いてみたい。

カルピスの原液を水2リットルで希釈したみたいストーリー。脚本はうっす〜いのに、癖のある演出の乱発。ここまで内容について何も触れてないのも、触れだしたら全部触れなきゃいけないためです。脚本をまとめると「三角関係の痴情のもつれ」ってくらいシンプルなんですけど。マジ、内容は見てくれないと伝わらない……

もう、感想戦だけで数時間費やせるレベル。劇場でもみんな爆笑。いまだに『THE ROOM』って文字列だけで爆笑。『THE ROOM』を義務教育に導入してくれ!!!!

DVDでもBlu-rayでもいいから、日本語字幕付きで発売してくれ。手元に残して後世に受け継いでいきたい。なんなら俺がクラウドファンディング始めようか???????