Taiga

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのTaigaのレビュー・感想・評価

3.9
ブラッドピットとレオナルドデカプリオの超大物ハリウッドスター二人の共演が見られる映画ということで気になっていた映画。
落ち目のハリウッドスター、リックダルトン(レオナルドデカプリオ)とそのスタントマン兼雑用のクリフ(ブラッドピット)の友情と人生を徒然なるままに描くが、ある日リックダルトンの近所にロマンポランスキーとシャローンテート(マーゴットロビー)が引っ越してくる。そして、あの事件は起きる。

見た後に知ったのだが、ハリウッドで起きたシャロンテート事件を知っていないと、この映画の面白みは半減してしまう。なので見る前にその事件のことを予習しておくことをおすすめする。検索ワードはシャロンテートとチャールズマンソン。

回想シーンが長いときもあって時系列の理解が混乱してしまわないように注意。
タランティーノ監督は最後まであの事件がどう写されるのか見る人間を不安にさせる一方で、ハリウッドスーパースター二人を無理やりこの映画に登場させることで、映画の中であの事件の犯人達をハリウッドアクションでボコボコにしてやるという素晴らしい快挙を成したんだと見た後に感じた。
1960年代のハリウッドのことを知っているととても楽しく見れるんだろうと思うが、ブラピとデカプリオの共演が見られるだけでも十分見る価値はあると思う。
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