Taiga

母なる証明のTaigaのレビュー・感想・評価

母なる証明(2009年製作の映画)
3.6
殺人事件の容疑者となった知的障害を持つ青年の母親の苦悩と葛藤を描くミステリー韓国映画。
ドジュンはいつもボーッとしてて、少し前に起きたことも忘れてしまう(知的障害者?)青年。そんなドジュンを放って置けない母は、四六時中彼のこと気にしていて、寝る時は一緒の布団で寝ている。知的障害者はおろか子供すら持ったことのない自分からしてみると、超マザコンで子離れのできない親子に見え、母子家庭で子供に障害があるとはいえ、やりすぎ感はある。
ある日息子は女子高生の殺人事件の容疑者として捕まってしまうが、状況証拠だけで事件を早々に片付けようとする警察は頼れないと確信した母親は、息子の無実を証明する為奔走する。

韓国のキムタクことウォンビンの演技は、みてて本当に人をイラつかせる天才的な演技だったし、母親役の人も迫真の演技だった。
見るときは監督がポンジュノであることを前提に見てください。
親になる前に一度見ておきたい作品。
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