昔のディカプリオが好きだったので、気になっていて、やっと観た。そして観てから調べて気づいた。実際の事件のifを扱っていると。
該当の事件及び、アメリカ史について詳しくて思い入れがないと焦点が合わせづらい話で、しかも長かったんだけど、予備知識のある人にとって心に残る話ということは汲める作りだった。
何も分からないで観ると、
ディカプリオとブラピのバディ物が主軸なのか、はたまたアメリカのノスタルジーなのか、中年の危機に関するアンサーがあるのか、どれ…?となり…。
監督がやりたかったのは史実の別エンディングなのね…なるほど…。
予備知識を知ってから観たほうがよかったし、自分がアメリカ人だったらじーんとしていたかも知れないけど、かなりローカルな話なので、日本人で、特にタランティーノファンではない自分としては、ああ、なるほど…くらいの手ごたえ。
ブラピがこれまで観た中で一番かっこよかったのはよかった。なんかこういうちょっと侘しい感じの役が、とても似合っていた。