このレビューはネタバレを含みます
159分。二時間超える映画は尻込みしちゃうし、いざ見終わってみて「あれもこれも必要ないじゃん！」と思っちゃうとマイナスイメージ。長い映画は個人的に苦手です。
でも、レオ×ブラピ+マーゴット。
これは完全にキャストホイホイ(笑)どんな話だろうが観に行くよ。
しかし、シャロン・テート事件について知らなかったので事件のことだけ予習した。事実を知った上で観ると、とても(特に最後の30分は)気が気じゃなかった。あんな残酷で悲しい話はできれば観たくなかったので。
だからこのおとぎ話を、私はほっとして受け入れることができた。これは、映画だからこそできる魔法で妄想なのだから。
レオ&ブラピの存在感が強烈なので、彼ら二人の化学反応を楽しむだけでも観る価値は私にはあったけど、リック&クリフのあの距離感がいいよな~って。さて、彼らはあのあとどうなったのでしょう？
あれもこれも必要なシーンだったとは思うけど、やっぱり私は二時間で観たかったなぁというのが本音。
ストーリーラインは要領を得ないというか、男女三人の日常を描くことがメインで、大きな起伏があるわけでなく、もしかしたら人によっては退屈なのかもしれない。
でも、この他愛ないような日常が、あのラストにどれだけ活きるのかはよく分かる。
でもでも、足が痛いし、トイレ行くタイミングに迷うじゃん？だから長い映画は苦手なのです(笑)
