おん

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのおんのレビュー・感想・評価

4.2
Old glory days

タランティーノ監督9作品目。
1969年のハリウッドで起きたシャロンテート殺人事件を元に、当時の情勢を描く。
レオナルドディカプリオとブラッドピットのダブル主演。

・感想
これ実際に起きた事件の概要知ってる方がより面白いと思います。先にwikipedia読んどいてほんとよかった!
知ってると知ってないでは、ラストの楽しみ方が全然変わると思うので、是非事件の概要はご一読することをお勧めしたいです。

全然別の話ですが、私阪神タイガースのファンで昨日その中でも大好きな鳥谷選手に関して、半分戦力外通告の様な残念なニュースが出ました。
で、この映画でディカプリオが演じるリックダルトン。
彼の人生は1950年代にテレビドラマの西部劇で人気を博し、30代後半になった本作の時代には人気が落ちぶれて泣きまくってます。(そこの演技もほんといい)
もう鳥谷とディカプリオが被って、映画館の中で一人感傷に浸ってました。。

まあそんなことは置いておいて、タランティーノということでどれくらいのバイオレンスで来るかなーと思っていましたが、かなりコメディタッチのライトバイオレンスというくらいで、相変わらずめちゃくちゃ面白かったです。

イングロリアスバスターズのセルフパロディや、ジャンゴ、パルプフィクションの小ネタを挟んでたりするので、たくさん見てる人はニヤリとできるシーンもあると思います。

クライマックスシーン、自分は結構声に出るくらい笑ってたんですが意外と周りは笑ってなくて少し寂しく。ラリってるところとかめちゃくちゃ面白かったんだけどなー。

中盤中だるみを感じてしまったんですが、恐らくその辺りにも監督のメッセージがたくさん詰まってそうなので、また他の方のレビューを見て勉強させてもらおうと思います。
おん

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