ふふい

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッドのふふいのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノによる完全無欠のお伽話、なんだろうなーー。鑑賞後、補足知識をぽそぽそ調べながらの帰り道にレビューを書いています。
みなさんがおっしゃっているシャロンテート事件に関しては敢えて知識を入れずに行ったのですが(知識がない状態で観るという経験は知識を入れてしまった後では体験することができないので)、大変面白かったです。
観終わった今事件のことを調べながら、シャロンテートがロマンポランスキーと共に生きていたあの時代と2人の架空の人物について改めて思いを馳せています。

制作かじってる側として面白かったシーン!
台詞トチった後のディカプリオの車の中での「昨晩ウイスキーサワーを8杯も飲みやがった!3、4杯じゃなく8杯もだ!!!!」のカットであり得ん鏡ごしにカメラ目線なの、そんなダサカットあり〜!?と爆笑しました。こういう演出で昔笑ったことあったなあと思ったら、ジャンゴのディカプリオ登場シーンでした。(メチャ大物感出して後ろ向きで座ってる人がいて、振り返ると同時にジャーーン!クソダサズーム!ディカプリオ!のところ)
その車の中でのシーンや主役の人と喋っているシーンで、ぷつぷつと数秒時間が飛ぶようなカット割りがあるんですけど、それがまた真面目すぎない映画感を演出していて存分に笑えたなーー。

この映画がお伽話、ワンスアポンアタイムである所以は1回目ではわかりませんでしたが、上からポランスキー邸の駐車場を撮ったカットが最後に延々続くことから最後のシーンにとても重要な意味が含まれていることは理解できました。

Rosemary's fuc*ing Babyのロマンポランスキー監督、わたし大好きなんですなーーー。グリーン・ホーネットは映画版しか知らないので李小龍がカトーやってたの知らなかった!!
ふふい

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