KATO

アナと世界の終わりのKATOのネタバレレビュー・内容・結末

アナと世界の終わり(2017年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かったのが悔しいし、音楽もめちゃくちゃ好みだったのも悔しい!!

『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ゾンビランド』をにおわせるシーンやテンポ感。正直、かなり好みだった。
ミュージカルシーンは、ハイスクールということで某ハイスクール映画を彷彿とさせるし、それぞれの役者の声も素敵で重なりあうと心地よい感じ。

友情と力強く言い渡されるボーイや、自分だけの世界しか見えないカップル、正義感と我が強すぎるレズビアン―めちゃくちゃ濃すぎるメンツ。
レズビアンの女の子がめちゃくちゃカッコよかった。強がったり、そっけなさそうに見せたりしているのに、熱いところもあって、涙ぐんだりもしている。
親元から離されて、そうやってつっぱってしか生きられなかったんだろうなーと思うと感慨深い。
パパとアナの関係も素敵。パパが最後まで娘を思っている姿に、こちらまで涙をもらってしまった。パパを救うときに、髪を結いあげるアナもグッド!
ジャイアン的男子のゾンビ倒しシーンかっこよすぎでしょ……。こんなに傲慢なのに!? となりながらも、カッコいい……と顔を覆う羽目になったの本当許さない。
それぞれのキャラクターがきちんと見せ場あったし、それぞれがカッコよくてズルすぎた。クリスマスに見る映画の定番にしたい。
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