はた

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のはたのレビュー・感想・評価

4.5
GOTGシリーズ最終作。生き生きとしたキャラクター描写が素晴らしく、150分以上の上映時間にも関わらず一瞬の無駄も感じさせない。
今作の実質的主人公はロケットで、走馬灯と現在のパートを行き来して、ロケットの抱えるトラウマと、その克服が描かれる。参考元は「トイストーリー」のバズ?
動物実験の悲惨さが主張されると共に、宗教画のオマージュや"神の子"アダムウォーロックの扱いなど、ヒーロー映画としての要素のほかに、キリスト教的モチーフや社会問題を訴えるガンの脚本の厚さ。DCに行ってしまうのが本当に勿体無い。
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