ヤマ

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3のヤマのレビュー・感想・評価

4.0
サノスとの戦いで恋人のガモーラを失ったピーターは酒浸りの日々を送る。ガーディアンズの前には完璧な世界の創造を目論む最凶の敵が現れ、ロケットに命の危機が迫る。

本当にもうこれで見納めなのだろうか…。前作までとは一味違うアバンタイトルからすでに感慨深い。しかし今回も最高にアガるアクション×サウンドトラック。どんな場面でも軽口をたたいたりふざけたり。あちこち散りばめられたユーモアは相変わらず愉快。

「ありのままを否定しない」という今作のロケットの言葉は、寄せ集めチームから擬似家族となったガーディアンズにもそのまま当てはまる。作品が支持されてきた理由もそこにあるだろう。バラバラな個性の銀河の落ちこぼれたちは決して正しさは求めない。思えばガーディアンズとは史上最も心優しいヒーローだったのかもしれない。
ヤマ

ヤマ