2019年元旦に観た。
胸熱の素晴らしい作品だ。
大ヒットしながらも作品評的には高くなかったロッキー4が30年の月日を超えて、ぐるりと伝説の系譜として名作に再構築された。
今回はロッキー以上にドラゴ父子の悲哀が胸に染みる。そして実生活でも関係入り混じるまさかのドラゴ妻、ブリジットニールセン登場や、スタローンの実生活で亡くした息子との写真、、虚実皮膜の悲哀アクションドラマ。
しかし、堂々としたアドニス役のマイケルBジョーダンのスター性と筋肉の凄みは半端ない。
テッサトンプソンの艶なかさもアップ。2人のドラマもまた深くなっているけど、リング入場時の歌姫化はやり過ぎか。
ドラゴ息子のヴィクターの寡黙な葛藤もいい。
サービス満開、見せ所詰め込んでおなか一杯な満足感を味わった。脚本、プロデュースにいるスタローンの徹底したサービス精神が隅々まで行き届いているのだろう。
クリード2はGWあけのボケボケした頭をシャキッとさせるカンフル剤としても最高!
たった2時間の熱いドラマ。見終わった後の満ち溢れた感覚。
絶望から立ち上がったクリードの闘志を心に再燃し、あのテーマ曲を流し、もう一度走り出そう。