クモ怪人

ギャングースのクモ怪人のレビュー・感想・評価

ギャングース(2018年製作の映画)
3.3
何があっても生き抜け!
不遇の人生を送ってきた3人の少年が牛丼を食べるためタタキまくる。強奪を重ねる。ギャング+マングース=ギャングースになる。ゲスく進化してんじゃねーっ、バッキャローッ!

半グレ集団や犯罪少年たちの実情をリアルに描いた同名の人気漫画を実写映画化する。裏社会の実態、振込詐欺の仕組みを丁寧に教えてくれる。

高杉真宙がロン毛をたなびかせる。半グレにボコられ顔にアザはできるが腫れ上がったりはしない。林遣都も脇を固め、シブく激しくゲスる。ラスボスはサムライ・ギタリストのMIYAVIだ。とても怖くてイッチャッテル方を演じている。いや、これが真の姿かもしれない。

熱いマグマが噴出する。悪ガキの悲哀をコミカルに切なく描いている。クソ野郎やゲス野郎ばかり登場する。土台にある胸糞感のせいでハマりきれない。強引なオチに落ち着かなくなる。

牛丼、牛丼ってなんダーッ、バッキャ…じゃなく美味いよ牛丼!
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