いののん

ギャングースのいののんのレビュー・感想・評価

ギャングース(2018年製作の映画)
3.7
ヤング・アダルト版ビジランテ!


ビジランテを観た際、私はレビューで「弱い者たちが夕暮れ さらに弱い者たちをたたく」とザ・ブルーハーツの歌詞を引用したのだが、今回の映画は、「弱い者たちが自分より上の者、強い者を叩こうとする話」だったのだと思う。下が上を叩こうとする話。だけど、そこに、爽快感は、ない。生き抜くためには挑むしかない。負けたとしても挑むしかない。負け犬の遠吠え、ならぬ、負け犬の噛みつき。そして、彼らは何を手にするのか。彼らが見つけたものは何なのか。


彼らの横には、ビジランテ同様、川が流れている。きっとずぶずぶの川だ。


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ビジランテの出演者が今作にも多く登場しているように感じたので、ビジランテの前段階、のような印象が強い。

渡辺大知くんが出演していることを知らず、途中で、渡辺大知君だと気づいた。顔がいつもと全然ちがう!
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フィルマ始めるまで、誰が監督とか全然知ろうとしないでテキトーに映画を観てきた。気になって確認したら、入江悠監督作品をみるのはこれで5作目やった。
①サイタマノラッパー②サイタマノラッパー2③太陽④ビジランテ⑤ギャングース
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