役者陣の演技力高すぎない………!?
ダコタ・ファニングの演技力は分かっていたけど衝撃を受けた。
映画の中でルーシーとサムの知能レベルが同じくらいだったのと同じくらい、ダコタちゃんの演技力もショーン・ペンに匹敵する素晴らしさでした。
はああ~~~~~……
ダコタ・ファニングはなんてかわいいの。
天使。
大きなおめめと賢そうな仕草、ブロンドのさらさらの髪と透き通るような白い肌。
神様、ありがとう。
障がい者の役はすっごく難しいだろうに「あれ?この人そうだっけ?」と思わせるショーン・ペンも天才。そういえばダスティン・ホフマンもすごかったな。
まるでそこに本物の親子がいるような演技力に加えて、ドキュメンタリーぽい撮り方をしていたのもこの映画のリアリティーを上げるための見事な演出だと思う。
IQが7歳の大人は娘が7歳を過ぎたら育てられるのか、という問題。
大人の世界は理不尽で、感情のままで生きていければ苦労しないけど、子どもを育てるとなると当然教育面や経済面での問題をクリアしないといけない。
でも、子どもに一番必要なものは大好きな親からの愛情だよね。生まれたときから自分のそばにいてくれる人だもの。
ビートルズとおりがみはサムにとって彼の言語でコミュニケーションツール。
誰にでも生きるために大切なものを持っていてサムはこの2つだったんだと思う。
弁護士のリタも同じ境遇のサムと出会って完璧な親はいないと気づいたことで、張り詰めていた心が救われて良かった。どうかサムとルーシーのようにリタと息子も上手くいきますように。
ちょうどこのタイミングで『クレイマー、クレイマー』が出てくるとは(笑)
これもこの映画を理解を深めて楽しむための大切なものなので、これを観る前に視聴するのがおすすめ。
追記
ショーン・ペンのお父さんが刑事コロンボやスタートレックを監督したレオ・ペンだと知って驚き!!!