いろんな方が口を揃えて絶賛するこの作品、
ようやく観る事が出来ました。
ショーン・ペン!!!!!
もう本物と思ってしまうほどの熱演に驚きを隠せません。
それに監督に奇跡だといわせしめた娘役のダコタ・ファニング!
主演2人の素晴らしさに加えて・・・
弁護士役のミシェル・ファイファーの存在が
グググっと物語を引き締めて、
更に健常者の生活にも警鐘を鳴らします。
引きこもりの隣人を演ずるダイアン・ウィースト、
グリーンマイルでは最高に役だったダグ・ハッチソンら
脇役も素晴らしいため、当たり前の事が
ワザとらしくなく当たり前に見える為、
作品が更に輝いて見えました。
泣き所が満載です。
私なんて引き離されてからは泣きっぱなし(笑)
もうTVの映る娘ルーシーに必死に語るサムにうるうる、
幾度と無く闘うサムの姿にうるうる・・・と
親子のシーンはほとんど涙腺に来ました(笑)
ある意味この作品に登場する人物は
全て愛情にあふれているのですね。
あの憎らしい相手方となる男性弁護士ですら、
立つ立場はルーシーのことを考えてますし。
善意で力を貸してくれる人たちに支えられながらも、
ハンディをものともせず自分の力だけで
必死に頑張っているサムに感動を覚えます。
本当に心にしみる作品の時は、
エンディング・クレジットが流れても
誰も席を立とうとしない・・・・
愛にあふれた素晴らしい一本です。
是非ご覧になって下さい。
サム・ドーソンとルーシー・ダイヤモンド。
忘れられない名前となるでしょう。