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I am Sam アイ・アム・サムのprocerのレビュー・感想・評価

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)
3.6
 いろんな方が口を揃えて絶賛するこの作品、
ようやく観る事が出来ました。
ショーン・ペン!!!!!
もう本物と思ってしまうほどの熱演に驚きを隠せません。
それに監督に奇跡だといわせしめた娘役のダコタ・ファニング!
主演2人の素晴らしさに加えて・・・
弁護士役のミシェル・ファイファーの存在が
グググっと物語を引き締めて、
更に健常者の生活にも警鐘を鳴らします。
引きこもりの隣人を演ずるダイアン・ウィースト、
グリーンマイルでは最高に役だったダグ・ハッチソンら
脇役も素晴らしいため、当たり前の事が
ワザとらしくなく当たり前に見える為、
作品が更に輝いて見えました。
泣き所が満載です。
私なんて引き離されてからは泣きっぱなし(笑)
もうTVの映る娘ルーシーに必死に語るサムにうるうる、
幾度と無く闘うサムの姿にうるうる・・・と
親子のシーンはほとんど涙腺に来ました(笑)
ある意味この作品に登場する人物は
全て愛情にあふれているのですね。
あの憎らしい相手方となる男性弁護士ですら、
立つ立場はルーシーのことを考えてますし。
善意で力を貸してくれる人たちに支えられながらも、
ハンディをものともせず自分の力だけで
必死に頑張っているサムに感動を覚えます。
本当に心にしみる作品の時は、
エンディング・クレジットが流れても
誰も席を立とうとしない・・・・
愛にあふれた素晴らしい一本です。
是非ご覧になって下さい。
サム・ドーソンとルーシー・ダイヤモンド。
忘れられない名前となるでしょう。
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