TOT

ゴッズ・オウン・カントリーのTOTのレビュー・感想・評価

4.0
どん詰まっていた人生を変える愛。
逃れることも諦めていた色褪せた世界が、そこを美しいと言うあなたがいたら、共に生きたいと願う世界に変わる。
若さゆえの奔放と心許なさで傷つけあって、でも若さゆえの柔軟さで未来を変える2人の青年に幸あれ!と微笑みながら拍手喝采。
爽やかで、まさに今、10年代LGBTQムービーの傑作。
(観ながら同年代の傑作『Weekend』を思い出していた。)
カップラーメンをすする音、羊の鳴き声、ジョニーの荒い息遣い、キスの音など、劇伴を抑えて、2人の生活音を際立たせることで、美しくも厳しい土地で言葉少なに働く2人のコミュニケーションの在り様と変化を見せていた。
おかげさまで今とてもカップラーメン食べたいし、羊を抱きたいです。
『君の名前で僕を呼んで』が彼シャツならこちらは彼セーター(しかもハーフパンツ繋がり!)
スパダリすぎるゲオルゲのことをもっと知りたくなるよね…