Sasada

生きてるだけで、愛。のSasadaのレビュー・感想・評価

生きてるだけで、愛。(2018年製作の映画)
2.0
本谷有希子なので、「これは私の物語!」と思えるかどうかが決定的に分かれ目となるのはわかってた。
一瞬でも冷めてしまったら、もう彼らは自分勝手でうるさいクソ野郎にしか見えなくなるから。

で、今作私はまったく刺さらなかったです。
菅田将暉にも趣里にも、愛着は湧かなかった。生きてるだけでしんどいのは分かるし、無職だからダメだとも思わない。
でも、しんどいしんどいって愚痴るだけの前半60分はダメでしょ。

彼らの人間臭さとか、チャームがないのはほんとにきっつい。

あと、最後に全部セリフに乗せて感情爆発させるのもダサい。演劇観てるみたいだった。菅田将暉がPC投げ捨てるとこはとっても良かったのに、、

面白くなるはず、きっと刺さるはずと思ってたら2時間たってました。
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