町田康さん原作。原作を読んでいないけど、町田さんワールド全開なのかなあと思った。宮藤官九郎さん脚本で面白いかもと思い、観る。
キャストが豪華で個性がありすぎる役が面白い。世界観、台詞、行動、考えが全てクレイジー。でも、時々、チラッと見せる登場人物が「これは間違いではないのか…。しかしもう突っ走ろう。後戻りはできない！」という気持ちも少し見えて、映画を観ている私も少しほっとする。
侍の時代だが、台詞が現代で面白い。なかなか壊れている不思議な映画だけど、みんな本当は、純粋で解放されたい感情がこの映画から伝わってきた。
どうなるんだ！この映画。と思ったが、笑えた。
ラストは、なぜかほっこりする。
北川景子さんの演技が光る。あの踊り、そして…あの目線は最高！色っぽく素敵だ。
パンクでクレイジーな映画！
