『ジョジョ・ラビット』
ジョジョの勇気と優しさとたくましさに感動した。
とってもいい映画で、観た後も幸せな余韻がずっと残る。
また観たい!
物語の背景は、とても過酷な時代。
10歳の少年、ジョジョの目線での戦争。どんな状況でも生きていかなければならない。母親に愛をたくさん教えてもらい、のびのびと成長していくジョジョの姿は、アドルフもびっくりの強さを持っていた。
一人の少女、エルサとの出会いも大きい。
最初は怖がっていて、心を開かないジョジョ。
エルサは、最初から心を開いていた。
この二人の少年、少女の関係性も面白い。
まったく考えの違う二人が、同じ気持ちになる時、戦争は終わり、喜びのダンスを一緒に踊る。
二人の世界は一つになる。
ラスト、ジョジョは、覚悟を決めた“目”をしていた。
そして、踊るのだ。
『ジョジョ・ラビット』は、戦時中を描いている作品。
だけど、たくさんの愛を描いている作品でもあった。
なんて、清々(すがすが)しいんだ!
ヨーキーとの友情も元気で可愛く、勇気をたくさんもらう。
スカーレット・ヨハンソン、サム・ロックウェル、そしてタイカ・ワイティティの演技も素晴らしい。
みんな、格好いいよ。
ブラボー!