だいりにん

来るのだいりにんのレビュー・感想・評価

来る(2018年製作の映画)
2.2
色んな意欲とか、希望とか、未来への期待みたいなものを減退させる映画でした。

ブログではイクメンを演じながらも現実では一切頼りにならない父親、結婚式のさなかに新郎への不満を吐露する友人、新婦への不満を吐露する姑、娘の世話を煩わしく思う母親…それらの被害者側に共感してしまうともう大変。結婚したくない、親を信じられない、当たり前のことを当たり前に思えなくなってしまう。

告白や渇きと同様に「来る」は影響力のある映画でした。

テレビに映る柴田理恵を笑いながら観られなくなる。