家庭も仕事もうまくいかないことも多い年頃。そんな中でも前向きなものを見出し生きて行こうとする。でもそんな当たり前の日常は突然奪われることもある。
まぁ当たり前っちゃ当たり前のことを描写している。見る人それぞれで色々な解釈ができる映画だと思うが、気を衒ったメッセージは意外とないのかも。
半世界とは2つの意味があると思う。1つは時間軸の半分（人生の折り返し地点）という意味。2つ目は、物理空間としての半分という意味。
田舎暮らしと釜で炭を制作する過程を丁寧に描いている。 時折出てくる家庭料理も美味しそう。それらの描写がフックになった。退屈せずに最後まで見られた 。
ただ、いじめの設定がベタすぎる。（ この映画に限らず、いじめの描写 は どの映画もありきたりで、 あまりも使い古されている と思う）また、最後のボクシングのくだり。ちょっとよくわからなかった。
