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ヘレディタリー/継承のmasaのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.9
現代ホラーの最高傑作!新世代のエクソシスト!など評論家に大絶賛と評判の、身も凍るホラーがいよいよ上陸という事で楽しみにしていた。

家長の祖母の死後、遺された家族が想像を超えた恐怖に襲われるホラー。
主演は『リトル・ミス・サンシャイン』などのトニ・コレット。
監督・脚本アリ・アスター。

ある日、グラハム家の家長エレンがこの世を去る。娘のアニーは、母に複雑な感情を抱きつつも、残された家族と一緒に葬儀を行う。
エレンが亡くなった悲しみを乗り越えようとするグラハム家では、不思議な光が部屋を走ったり、暗闇に誰かの気配がしたりするなど不可解な現象が起こり…

公開間もないし、映画の日ということもあって満席。
単なるホラーではなく『ローズマリーの赤ちゃん』や『エクソシスト』系を彷彿とさせると感じた。

観終わったあと、難解な感じや疑問点が残ったので、HPの「観た人限定解析ページ」やマッチー(町山智浩)のコメントなどを見て納得。
なるほど……なかなか凄い作品だった。
もう一回観たくなった。

祖母が亡くなり、残された父、母、兄、妹の壮絶で悲惨な家族の物語でもあった。グラハム家の秘密に戦慄した。

あとは監督のアリ・アスターが相当なホラーマニアだと感じた。
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