\コッ/
【STORY】
謎多き人生を送った老女が死んだ。
その娘夫婦や孫兄妹は、"死んだおばあちゃんが残した物" に日常を狂わされていく…
【一言まとめ】
●様々な恐怖全てを味わえる傑作
●引きずる不安と悲しみの物語
●トニ・コレットの顔芸がハンパない
●恐るべき子役ミリーの今後に期待!
【感想】
《年末のアスター祭》
"怖さ"には、
◆『死霊館バース』のように、ビックリ・スリリングな怖さ
◆『ゲット・アウト』『グッドナイト・マミー』のような、色々分かってきた時に一気に来る怖さ
◆『ウィッチ』のような、宗教が絡む、不穏で不気味な怖さ
◆『シャイニング』のような、人が壊れて狂っていく怖さ
◆『ホステル』のような、人体損壊系のグロテスクな怖さ
…などなど色々な種類があると思いますが、簡単に言うと、今作には上記が全部バランス良く詰まっています!!
まさに恐怖の塊と呼べる作品ですね。
ただただ色々な恐怖を並べ立てるだけではなく、引きずる悲しみや不安が引き起こす負の感情の連鎖が一つの家族を蝕んでいく様子をまざまざと描きあげる容赦ない物語も非常によくできています。
感情移入させて破壊する、まさに悪魔の所業!ホラーでありドラマでもある、大傑作だと思います‼️
なんといってもトニ・コレットの顔芸が凄すぎて圧倒されますよね。人間ってこんな恐ろしい表情できるんだ…って言う顔を、しかも何種類も見せてくれるトニにただただ感服です。
そして恐るべき子役ミリー・シャピロちゃんも物凄い!彼女のオフショット映像を見るとただの可愛い女の子で、ギャップにびっくりしました。
10歳なのにインタビューもかなりしっかり答えていて、しかもカメラが止まった瞬間素に戻りカメラが動き出すと役が憑依する天才少女らしいです。
今後に期待しかありませんね。
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観た回数:7回
直近の鑑賞:BD(20.12.29)
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【星つけた際の個人的評価・好み】
総合点95pt/100pt 星換算★★★★☆4.7
コンセプト点 92pt/100pt✨
ストーリー点 89pt/100pt✨
設定点 80pt/100pt✨
キャスト点 86pt/100pt✨
テンポ点 77pt/100pt
深み点 84pt/100pt✨
演技点 97pt/100pt✨✨
顔芸点 100pt/100pt✨✨✨
撮影点 88pt/100pt✨
演出点 85pt/100pt✨
セット点 95pt/100pt✨✨
キャラデザ点 94pt/100pt✨✨
衣装点 77pt/100pt
メイク等点 90pt/100pt✨✨
音響/効果音点93pt/100pt✨✨
音楽点 74pt/100pt
ビックリ点 78pt/100pt
ゾワゾワ点 90pt/100pt✨✨