やえ

ヘレディタリー/継承のやえのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
4.0
サイコミステリー的文脈のホラーであり、重めの家族崩壊モノだった。
モチーフやテーマはキリスト教圏の人間にはより印象的なのだろうなと感じた。

演出面では、ゴアでもジャンプスケアーでもない、日本人からすると「正統派」のホラー作品の様に思えた。
定番ではあるが、長男が事故を起こしたあと、のひたすら彼の目線を追い続ける表現は、
事実を直視できないいやーな気持ちを見せつけれられているようで、非常に印象的だった。

散らば目られたメタファーに気が付くとより絶望的な気分になれるそんな作品。
やえ

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