やえ

クワイエット・プレイス 破られた沈黙のやえのレビュー・感想・評価

3.8
『頼むから靴を履いてくれ』と全米が思ったにちがいない、
音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描いたジョン・スクラシンスキーのパニックホラーの2作目。

亡き父の意思を受け継ぎ、守られる側だった子供たちが、誰かを守ろうと動き出す。みたいなテーマがストレートに表現されていて好印象だった。

全ての始まりである”The Day1”は多くの人が見たかったところだと思うし、この映画では貴重な大きな音を立てながら人々が逃げ惑い、襲われていくパニック映画らしいシーンでコントラストが効果的に効いていたと思う

演出過剰と捉える人もいるかもしれないが、カタルシスの作り方も非常に明快でエンタメ性の高い作品だった。

個人的にもエイリアンのビジュアルがすごく好きだったので、たくさん見れて個人的には嬉しかったし、細かいツッコミどころは置いておいてパニックモンスターホラーとしては十分楽しめた。

とはいえ、父親が離脱してしまい魅力的な登場人物が減ってしまった分を補いきれなかった感じはあるのかもしれない、、
あとはジャンプスケアー盛りだくさんなので、苦手は人は椅子揺らしちゃうかな、、
やえ

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