ガンダムはリアルロボットだった……
今までシリーズを追ったことがなく、この映画のために逆シャアだけみた。という程度の経験値しかない人間だが、思っていたパブリックイメージがいい意味で覆された。
印象的だったのはやはり戦闘だ。
『カラフルなビームが飛んできてド派手に爆発する』みたいなことはなく、攻撃を受けた機体は超高温で熱され、溶解したボディがあたりに飛散する。
恥ずかしながら今までガンダムはスーパーロボットだと思っていたので、市街地でリアルな火花を散らしあいながら夜戦を繰り広げるシーンは、これはいい作品だなと確認させてくれた。
メカの扱いについてもテロ組織がそれを調達する難しさやから書かれ、「ああやはり描こうとしているのは虚構ではないんだな」と強く思った。
物語はこれからハサウェイが自分の正義と向き合っていくであろうことが示され非常に引き込まれる。
次のシリーズも必ず劇場で観たい。
