エリオット

サタデー・フィクションのエリオットのレビュー・感想・評価

サタデー・フィクション(2019年製作の映画)
4.1
基本的には日本に占領されている上海の中で日本の統治が及ばない英仏租界を舞台に、1941年12月1日から7日までの7日間にわたる舞台女優兼国際スパイ(コン・リー)の活動を描くサスペンスアクション

全編モノクロで、衣装やセット、ロケ場所などにも拘り、映像的にも現実と舞台での芝居をしばしば交錯させたりしてアート映画っぽく撮られているので当初は戸惑うが、慣れてくればそういうのは監督が敢えて楽しんでやってるのかと思えるし、なによりスパイもののエンタメとして十分に面白い(珍しく強面の中島歩も一役買っている)ので全然退屈はしない

ロウ・イエ監督作品、これからもどんどん公開してほしい
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