助けたい、皆を笑顔にしたいという、どこまでも純粋なラクシュミの気持ちが、世界を動かす。
日本人の私から見ると、文化のちがいに驚きがたくさんあるし、信じがたいこともあるけれど、
ラクシュミとしてはあくまでも真面目なのだ。
執拗なまでに”PAD”を追求する姿には、感動も、可笑しみも、悲しみもすべて詰まっていた。
宗教も文化も彼らにとっては非常に大切なものだし、それそのものを批判することはできないが、
それによって人が虐げらたり病気になったりというのは、やはりいけない。
ラクシュミがどこでそのような感覚を身につけたのかは気になるが、
自分の愛する人のために、愛する人を泣かせてまで、正しいとを信じて貫き通す、意思の強さ、純粋さに心打たれる。
これでもかってほど落として、これでもかってほどアゲる演出は、ちょっと長いけどね。
