玉造

パッドマン 5億人の女性を救った男の玉造のレビュー・感想・評価

4.2
知らない事が多かった。
インドでは女性が生理用ナプキンを
ほとんど使っていない、生理中は穢れてるとして外で寝なくてはいけない、
男性は女性の身体の仕組みに無学、女性もそれには閉塞的ということも。
主人公ラクシュミ。初めは妻を愛し、清潔なナプキンを使って身体を労ってやりたい…という気持ちからすべてが動き出す。
そして知るのだ。男性の無理解、女性の
苦しみ。貧困。馬鹿げた風習。
信じたことを諦めずにたった一人でやり抜き、次第に成功していく様は爽快だ。
自分だけの利益ではなく、母国の女性の
為に働くラクシュミ。
実在する人物だからこそのリアリティーがそこにある。
インド映画は長いのが定番だが、引き込まれて時間の長さを感じない傑作だ。
玉造

玉造