ロビン

フード・インクのロビンのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
3.5
作品中ではそこまで残酷な屠殺シーンなかったけど、牛や豚のマジな屠殺現場見たら食べれなくなる。。。
一度見たことあるけれど、しばらくトラウマで食べれなくなった。。

そして畜産物や農産物の怖さは分かっていたが、改めて怖いなぁと。
中国産じゃなきゃいいじゃなく、アメリカからの輸入肉怖くて食べれなくなるね。
どんだけ汚染された肉なんだと。
まぁ、日本の食肉も同じようなものだろうからね。
酷さの問題で。
もう、安全なものたべるなら自給自足するしかない。
オーガニックとか有機栽培とかもどこまで本当なのか疑問だし。
抗生物質や成長ホルモン剤を大量に含んだ餌を食べてる家畜の肉や大量の農薬や除草剤をふりまいても、枯れない大豆やトウモロコシって不気味。

日本近海でとれた魚介類は、まだ天然ものがあり養殖じゃないものも食べられるけれど、食肉に天然はないから。
基本、養殖みたいなもの。
天然の食肉たべるならジビエ食べるしかないけど出回らないし値段も高い。
ある意味金持ちしか安全は手にできない。

特に、アメリカは貧困層でお金がないのに何故肥満になるのかちょっと不思議だったが理由が分かった。
野菜を買って食べるより、ファストフード買って食べた方が安くてお腹も膨れるからね。

アメリカの肥満率の問題、そして糖尿病患者の問題は国家的問題だよ。

ただ昔ながらのやり方での、農業や畜産が人にも環境にも優しいのは分かるが、今の世界の人口問題を考えると効率を優先させなきゃならないところもあるし難しい問題。

それと、たぶん海外から冷凍で成型されてやってくるマクドナルドのパティはやっぱり怖い。。。

エンディングに流れた言葉が、胸に刺さる。
ロビン

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