「月に降り立つことは出来ても、社会の病を克服することは出来ないのでしょうか？」
「あと何人のロドニー・キングが、あと何人のラターシャ・ハーリンズが必要なのか。」
LAで歴史上最悪の暴動が起こった1992年のドキュメンタリー。
キツかった…。
今のアメリカでのprotestと重なることばかりで、歴史が繰り返されてる現実に、どうしても怖気付いてしまう。
黒人差別の根深さ、ハッキリ言って怖い。人間を人間と思ってない。だから死ぬまで痛めつけられる。こんなん怖い。(ロドニーさん生きてて良かった…)
ロドニー・キング事件の判決をLAで下せないと、88%が白人の(しかも警官が多く住む)地域に移った時点で、もう不当な裁判やった。
そして韓国系アメリカ人が黒人(16歳の少女)を不当に殺害して無罪やったことに驚き…。
ラターシャ・ハーリンズ事件。
無罪なった理由も、罪を繰り返すと思えないとかなんとか…あの裁判官、差別意識根付きすぎてないか？
アジア人は移民やからか？アメリカで弱者とみなされてるってことか？戦争で負けてきてるからか？
トゥ・スンジャ、少し抵抗されただけで躊躇いもなく銃で撃ってたぞ。
黒人の命を軽視するな。白人と黒人だけの話ではない。
でも今回のジョージ・フロイド殺害事件で、犯人の警官が第2級殺人とされたのは大きな進歩…。ここまで来るのにどれだけの黒人が…。
今もなお、何度打ちのめされても戦い続けてる人々がたくさんいる。
もう疲れきってる黒人の人々はたくさんいると思う。だから世界全体で差別主義者と戦う必要があると思う。
