左右対称の通路、整然と並ぶ棚。
夜更けだったり夜明けだったり、人々が眠りについてる時間帯でも働き、帰路につく人がいる。
適当に働いてるように見えるけど、使い込まれた操縦席、剥がれかけのステッカー、ぶら下がったぬいぐるみから、フォークリフトへの愛着やこだわりを感じられた。
それぞれ孤独を抱えてるけど、日陰にいる労働者の淡々とした日常のなかに微かな希望を見出すのは、アキ・カウリスマキに通じるものがある。
ゆっくり静かに流れる空気が好みでした。
(フォークリフトの研修ビデオがグロくてシュール...笑)