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希望の灯りのikumatsuのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
4.2
有休消化?そんなの木曜日に決まっているでしょう。だって木曜日は…レディースデイ!

リニューアルしてからやっと行けた映画館。平日おやつ時の上映。ガラガラだと思いきや、結構混んでるんですね。

お上品なマダムにスーツを着た社会人、手にはコーヒーやアイスティー。わたし1人、瓶ビール。…ごめんなさい。でも、決めていたんです。有休シネマは呑むんです。はぁ…背徳感でさらにおいしい。ごめんなさい。

バカな話はこれくらいにして、映画の話をします。

舞台は深夜の大型スーパー、映像が素晴らしいです。音楽の使い方も好き。序盤から何とも言えないほの悲しさがまとわりついているのですが、何度も可愛らしくくすぐってきます。あれよあれよと言う間に、優しい気持ちで見守るしかなくなってしまうんです。タイトルの通り、心の中にポワンと火が灯るような、つつましく柔らかな物語でした。

学生時代、よくお菓子や日用品の売り子のバイトをしていました。派遣先は大型スーパー。その時に見ていた裏側と重ねながら映画を観られたのも興味深かったです。

予告ではいまいちピンとこなかったのですが、フォロワーさんのレビューを拝読し観ることにしました。ありがとうございました。

フォークリフト戦争、たまりません。
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