nakaji

空母いぶきのnakajiのレビュー・感想・評価

空母いぶき(2019年製作の映画)
3.1
原作未読
ああ、かわぐちかいじかとは思ったけれど

もう、泣けて泣けて

この世は全て、他者を排除し自己を繁栄させるために争う世界だ
それが進歩をもたらし、環境に適応する術だからだ
停滞は滅びしか生まない

だから、競争は無くならないし、争いは必須
だけど
人殺しを正当化させる戦争は何がなんでもやってはいけない

宗教、社会構造、民族、文化
国が別れなければならない原因が多すぎる
これは、私ら凡人が手に負える問題ではないからどうしようもないけれど

軍備拡張を求める人達の主張
相手が攻めてきたらどうするんだ

映画はそういう話です
そして
やっぱり日本には空母が必要だろって話
それどころか、本格的な空母がないと危ないから軍備を増強しないとねぇと言っているように思える

危機感をあおっているようだけど
これが現実なのは確かなんですね

マフィアのボスみたいな人がトップにいる国や
自由に考える事を求めた人達を大虐殺した国が近くにあって
それを認めて付き合っていかないといけない
僕らの常識からすれば、信じられない事です

暴力団や人殺しを認めるような事ですから
個人では犯罪になるけれど、国ならかまわない

ああ、戦争と同じ概念なんだ
いい歳して再認識
アホですね

いつの間にか、日本という国も
兵器を輸出する死の商人になり下がり
原発まで輸出をしていくんだそうな
率先して地球滅亡に手を貸す国になってしまった
日本のためではなく、日本を牛耳っている人達を儲けさせるためにね

世の中は僕らが描いている理想とはかけ離れてしまっているけれど

気持ちだけは持っておきたい

映画の内容とは関係ない話
でも、これも感想
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