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ウトヤ島、7月22日のmuuのレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
2.9
ウトヤ島で実際に起こった無差別銃乱射事件を72分間ワンカットで映像化した作品。観たあと事件の恐ろしさを自覚するとともに、すごく虚無感に襲われました。観客を飽きさせないため何分かに一回何らかのアクションを入れたり起承転結が計算されてつけられた映画に慣れているためか、ここまでワンカットが長く会話や身を潜めたままのシーンが多いのは気を張り続けねばならず、観おわったあとなかなか疲れました。この感じもまたリアルに事件の恐ろしさを体感できたのかもしれませんが、再現ドキュメント(人物などフィクションあり)が90分続くので蛇足のように感じる場面も。カメラマンも走って転んで大変そうだったけど、誰の視点だったのかなと不思議な感覚のまま最後まで観ました。
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