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ウトヤ島、7月22日のsoumaのレビュー・感想・評価

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)
3.2
『ずっと近くにいるわ』

実際におきた連続テロ事件をもとに
ノルウェーの湖に浮かぶウトヤ島の惨劇を
全編のうち72分間をワンカットで撮影している。


ワンカットの臨場感はリアル。

ただわけもわからず銃声のみが聞こえる。

状況把握もできない。

妹の居場所もわからない。

現実を直視できず楽観的になってしまったり。

実際に銃乱射現場にいたら
こんな感じで逃げ惑うしかないよなと思う。




ただね。
ラスト付近で
「え?」ってなって
ちょっと嫌な予感してたんだけど
エンドロールで確定した。

これフィクションなのか。。。

実際の事件をもとにしてるし
生存者の話から再現した
限りなく本当に近い再現映画なのかと思ってたから。

妹を探しに行くのとか
撃たれている女の子に寄り添ってるシーンとか
実際の現場でああいう行動ができる
主人公の女のコは本当に凄い!!!
って思って鑑賞してたから
フィクションでちょっと残念。
それにフィクションなら
うざいだけのナンパ男は必要なくない?w

とてもかってだけど
残念ながら
そこでがっかりしてしまった自分がおります。


◆MEMO
ノルウェー連続テロの概要

オスロで爆破事件
→ウトヤ島銃乱射へとつながる。

単独での犯行では最悪の77人が死亡。
ウトヤ島には10代の若者が700人近くおり
そのうちの69人が死亡。
10人に1人ってやばすぎだよね。
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