玉造

母さんがどんなに僕を嫌いでもの玉造のレビュー・感想・評価

3.5
実話をもとにした映画。
親からの虐待はその親もまた虐待されていたケースが多いらしい。
愛されなかった人は愛を与えるのは難しい。
愛されなかったから、愛を求めてしまう。

この主人公は母親から虐待されていたが、唯一「ばあちゃん」と呼んでいた工場の女性が救いだった。彼女は本当の孫のように可愛がり、かばってくれていた。
そして、彼を理解し、寄り添ってくれた友達。
その人達がいなかったら、母親を許してあげる事も出来なかっただろう。

太賀くんの演技は良かったし、吉田羊さんも愛のない冷めた母親役も適役だったが…羊さん、キレイ過ぎる。
あまり残酷なものは観たくないが、どこかキレイで浅い感じがしてしまった。
玉造

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